猪苗代湖に集まったコハクチョウの群れ 福島県郡山市提供

ラムサール条約 国内54か所目の登録

福島県の猪苗代湖が7月15日、国際的に重要な湿地を保護するラムサール条約に登録されました。国内での登録は54か所目です。猪苗代湖は国内4番目に広い湖で、毎年多くのコハクチョウが飛んできます。

登録には九つの基準のどれかを満たす必要があります。猪苗代湖は「絶滅のおそれのある種の生存にとって重要」「生物多様性の維持に重要」などに当てはまりました。

ラムサール条約

1971年にイランの都市ラムサールで開かれた会議で採択された、特に水鳥がすむ湿地に関する条約です。湿地を守り、大切に利用することなどを目的にしています。

(朝日小学生新聞2025年7月17日付)