
シリアの少数派を守るためと説明
中東・シリアで7月16日、首都ダマスカス中心部にある暫定政権の軍の本部や、大統領官邸の近くなどがイスラエル軍によって空爆を受けました。
シリアは長年続いたアサド政権が2024年12月にくずれ、暫定政権が新しい国づくりを進めているところです。
今月13日に、イスラム教少数派ドルーズ派の武装勢力とイスラム教スンニ派の間で大きな衝突が起きました。これをスンニ派が主導する暫定政権の軍が鎮圧にあたりました。イスラエルは今回の攻撃について、ドルーズ派を守るためとしています。国際連合安全保障理事会は17日、緊急会合を開いてイスラエルの攻撃を非難しました。
(朝日小学生新聞2025年7月19日付)

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