リチウムイオン電池の製品

東京都内を走るJR山手線の新宿―新大久保間で7月20日、乗客のモバイルバッテリーから火が出ました。山手線は内回りと外回りの全線で一時運転を見合わせました。警視庁によると、乗客5人が軽いけがをしました。

モバイルバッテリーの持ち主の30代の女性は「スマートフォンにバッテリーをつないでいて、外した30秒後くらいに発火した」と話しているそうです。

モバイルバッテリーなどリチウムイオン電池を使った製品の発火事故は年々、増えています。気温がとくに高い7、8月は電池の内部の温度が上がり、異常な熱を発したり火が出たりする危険性が高まります。

(朝日小学生新聞2025年7月22日付)