まず13都道府県警で 8月下旬から

南海トラフ巨大地震が起きると、全国で約2300の医療機関と約7300の福祉施設が、30センチ以上水につかるかもしれないことがわかりました。 

3月に国が見直した浸水区域をもとに朝日新聞が調べました。災害の時に中心的な役割をする病院も12施設が区域内にあり、病院としての役割に影響が出るかもしれません。厚生労働省はすべての医療機関に、被災しても医療活動を続けられる準備を求めています。

南海トラフ巨大地震

静岡県の駿河湾から宮崎県沖まで700キロほど続く、深さ4千メートル級のくぼ地を震源とする大地震。30年以内に高い確率で起こるとされています。

(朝日小学生新聞2025年7月29日付)