子ども5人に1人が栄養失調

戦いが続く中東のパレスチナ自治区ガザで、食料不足から栄養が足りず、健康を保てない「飢餓」が急速に進んでいます。

ガザ当局によると、2023年10月に戦いが始まってから、飢餓などで127人が死亡。その約7割が子どもです。7月22~26日だけで、少なくとも39人が餓死しました。国際連合パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のラザリーニ事務局長は24日、ガザの子どもの5人に1人が栄養失調状態だと話しています。

国連や国際援助団体は、ガザへの支援物資の運び入れを制限しているイスラエルを強く非難しています。

(朝日小学生新聞2025年7月29日付)