
塾の面談には、保護者のお悩みが集まります。そっと覗いてみてみましょう。今日のご相談は「受験生の夏休み」です。
「勉強のやり方」を教える塾、プラスティー代表の清水章弘です。最近の教育相談をご紹介します。子どもの力は無限大。ちょっとした「ひと工夫」でお子さんの良さを引き出してあげてください。
だらだらした夏休み…
【相談】
受験生です。夏休みの後半、どう過ごせばよいでしょうか。時間がありそうで、逆にだらだらしてしまいます。
「夏休み1日」は「平日4日分」。
【回答】
長い夏休みも、気づけば後半になってきました。なかなか上手く学習が進んでいない方も多いはず。
ただ、安心してください。僕の経験上、9月に「夏休み、うまく過ごせた人?」と聞いてみて、自信を持って「はい!」と答えられる人は、ほとんどいません。「はい!」と答えられる人も、かなり疲れていて、秋に失速してしまう場合もあります。夏休みの過ごし方は、ほんとうに難しいのです。
では、どう過ごすのがいいのか。まず、テクニカルなアドバイスから。とにかくやることを絞りましょう。受験生は、直近の模試結果を踏まえて、4点を絞って考えましょう。1点目は「教科」。2点目は「単元」。3点目は「問題形式」。4点目は「難易度」です。
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