
過去最高63円増 全国で1千円ごえ?
厚生労働省の審議会は8月4日、最低賃金(時給)を全国平均で63円(6.0%)引き上げ、1118円とする目安を決めました。物の値段が上がっていることを受けて、最も高い上げ幅だった2024年を上回り、過去最高です。
いまの最低賃金は全国平均で1055円。最も低いのは秋田県の951円です。目安どおりに引き上げられれば、全都道府県で初めて1千円をこえることになります。
最低賃金
働く人に、やとい主がはらわなければならない最低限度のお金。金額は都道府県ごとにちがいます。このあと都道府県ごとの最低賃金を地方審議会が決め、秋に新しくなります。
(朝日小学生新聞2025年8月6日付)

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