水びたしになった住宅地=8月7日、石川県金沢市 朝日新聞社

北陸新幹線が一時運転見合わせ

石川県の加賀地方で8月7日の朝、大雨となりました。線状降水帯が発生し、金沢市金沢では午前4時50分までの3時間でふった雨の量は、観測史上1位となる148ミリとなりました。

北陸新幹線は、金沢―長野間の上下線で、一時運転を見合わせました。また、北陸自動車道の一部区間でも通行止めに。金沢市と白山市で、家のゆか下に水が入ってきたという報告もありました。

線状降水帯

 次々にできた雨雲が列をつくり、同じ場所に長い時間、雨をふらせる現象です。毎年のように大きな被害が出ます。しかし、発生するしくみは、わかっていない点が多いです。

(朝日小学生新聞2025年8月8日付)