台北市立動物園からおくられるマレーグマの小熊妹 札幌市円山動物園提供

北海道・札幌の動物園 台湾から

絶滅のおそれがあるマレーグマの姉と弟2頭がやってきます。北海道の札幌市円山動物園が8月6日、台湾の台北市立動物園からおくられると発表しました。来年3月末までに引っこしてくる予定です。

マレーグマは舌が長く、木の上ですごすことも多い動物です。円山動物園にやってくるのは、ともに2007年生まれのめすの小熊妹と、おすの熊覇です。マレーグマは日本の八つの動物園にあわせて14頭いて、この10年間で半分に減っています。

円山動物園は、いずれほかの動物園などと協力して、赤ちゃんが生まれるようにしたいといいます。

(朝日小学生新聞2025年8月8日付)