
火災から復元 2026年秋完成へ
沖縄県那覇市の首里城で、正殿の外側の工事が終わり、あざやかな姿がよみがえりました。首里城は2019年の火災で焼け、元の状態にもどす工事をしています。
正殿を「素屋根」と呼ばれる建物などで囲った状態で工事は進められました。このあと素屋根が取り外され、10月下旬ごろには来場者も正殿全体を見られるように。室内の作業などを進め、26年秋に完成する見通しです。
首里城
明治時代まで約450年続いた琉球王国のお城。正殿のかべなどは、うるしに「ベンガラ」という材料をまぜた赤い色でぬりあげられていて、「巨大な琉球漆器」ともいわれます。
(朝日小学生新聞2025年8月9日付)

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