気象庁が見通し 秋は短い可能性

今年の夏の暑さは長続きしそうです。気象庁は8月19日、秋(9~11月)の天候の見通しを発表しました。きびしい暑さをもたらしている太平洋高気圧の勢力が強い状態が続く見こみです。そのため、季節の進み方が遅く、夏が長びき秋が短くなる可能性があるといいます。

気象庁によると、温暖化の影響で地球全体の気温が上がっています。さらに日本列島は、広い範囲であたたかい空気におおわれやすくなっています。

いつもは9月ごろから秋雨前線の活動が活発になり、雨が降りやすくなります。しかし今年は、季節の進行が遅れる影響で、雨の時期も10月ごろにずれる見通しです。

(朝日小学生新聞2025年8月21日付)