支援は「いっしょに」の気持ちで
歌手のMISIAさんはアフリカを訪れ、子どもたちの教育の手助けなどを20年近く続けています。これまでアフリカ開発会議(TICAD)の名誉大使も務めました。朝小リポーターのゆうきさん(東京都・5年)がアフリカへの思いなどを聞きました。(編集委員・清田哲、前田奈津子)

自由研究・探究学習のまとめ方
おすすめ学年:小5、小6
【STEP1】記事の内容を200字で要約しよう
【STEP2】次のことがらについて調べてみよう
・アフリカから日本に輸入される物にはなにがあるかな。貿易の関わりについて調べてみよう。
【STEP3】調べてわかったことや感想をまとめよう

例えば母子健康手帳―日本の技術や知識が生きている
アフリカの貧困や争いの問題に関心を寄せ、将来は国際連合やユニセフ(国際連合児童基金)で働くという夢を持つ鈴木さん。アフリカのために、今からなにかできないか、MISIAさんにたずねました。
「まず一人ひとりに、歴史や文化、環境などアフリカのすてきなところを知ってもらいたいです」
これまでにMISIAさんはアフリカの9か国を訪れています。アフリカに行くと、日本の技術や知識が生かされていることに気づくそうです。「例えば『母子健康手帳』。いつ、どのように親と子のケアをしたらよいのかがわかる仕組みが、アフリカにも生かされています。がんじょうな車など、日本の技術やノウハウなどを世界に伝えることも国際貢献になる」と考えています。
「支援」というと、物や食料などを届けるようなイメージがあります。MISIAさんは「いっしょになにかをしていこう」という思いを大切にしています。
アフリカへ愛を「学んだことはなくならない」を胸に
MISIAさんとアフリカ
Q(質問) アフリカと関わるようになったきっかけを教えてください。
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