TICADで石破首相が構想を発表

アフリカの国々の首脳たちを日本に招き、開発について話し合う第9回アフリカ開発会議(TICAD)が神奈川県横浜市で開かれています。

石破茂首相は8月20日の開会式で、インドからアフリカまでの一帯を一つの経済圏ととらえて発展につなげる構想を明らかにしました。日本企業のアフリカ進出も支援する方針です。また、AI(人工知能)分野で活躍する人材を3年間で3万人育てることや、ワクチンの普及に協力する考えも表明しました。

TICADはアフリカの49か国が参加。石破さんは、アフリカの多くの国が参加するアフリカ連合の事務局の代表者と会談するなど、アフリカとの関係の強化をねらいます。

(朝日小学生新聞2025年8月22日付)