日本の協力を進める「横浜宣言」

アフリカの発展について話し合うため、神奈川県横浜市で8月20日から開かれていた第9回アフリカ開発会議(TICAD)が22日、閉幕しました。

採択された「横浜宣言」では、主張の異なる国々が協力する体制が弱まっていることやアフリカの貧困などの課題に取り組む必要性があるとした上で、「経済」「社会」「平和と安定」を3本柱に協力を進める方針をまとめました。石破茂首相は閉会式で「これからの30年間、日本とアフリカの協力体制の方針を決める重要な機会になった」と成果を強調しました。次回のTICADは2028年にアフリカで開かれる予定です。

(朝日小学生新聞2025年8月23日付)