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大阪の学生たちが活動

「言葉のかべ」なくして、万博を盛り上げるため

エモジケーションを広めようと活動しているのは、大阪・関西万博を盛り上げようと関西大学で2023年に結成された万博部の中のエモジケーションプロジェクト(エモプロ)チームです。15人ほどが所属しています。

関西大学のイベントに出展するエモプロチームの学生と、おもちゃメーカー「セガ フェイブ」のスタッフたち=7月、大阪府吹田市 セガ フェイブ提供

万博にはさまざまな国からたくさんの人がおとずれますが「言語のかべ」があります。メンバーの仲上瑛人さん(3年)は「そのかべを解消できたら、万博がもっと盛り上がるのではと思いました」。

目をつけたのが絵文字です。絵文字は1990年代後半に携帯電話が広がるとともに、日本で誕生。海外でも広く使われています。ふつうは文字の中に加えて使いますが、チームは絵文字だけを使って会話ができないか、と考えました。

世界中の人が理解しやすいよう、文法は英語の語順にしました。また、わかりやすいように意味を「/」で区切るなど、ルールも作りました。

チームは地域や大学のイベントで、絵文字で文章を作って交流する場をもうけてきました。「国籍や年齢も関係なく楽しんでもらえている」とメンバーの檜垣百花さん(2年)。9月6日には万博のパビリオンで、来場者と絵文字で交流する予定といいます。

留学生とのイベントで、絵文字を使ってコミュニケーションをはかりました=4月、大阪府吹田市 関西大学提供

いろいろ想像できる面白さ

「完璧に伝わらない部分も楽しんで」

絵文字の魅力について、関西大学エモプロチームの檜垣百花さん(2年)は「一つの絵文字からいろいろなことを想像できる。解釈が人それぞれなのもおもしろいところ」と挙げます。

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