日産自動車栃木工場で製造された最後の「日産GT-R」=8月26日、栃木県上三川町 朝日新聞社

環境問題への対応むずかしく…

国内外にファンがいる日産自動車のスポーツ車「日産GT-R」の生産が、8月26日に終わりました。排ガスなどの環境問題への対応や部品の準備がむずかしくなったことが理由です。この日、栃木県上三川町の日産栃木工場で、最後の車両が出荷されました。

GT-Rは「スカイライン」のレース向けの車として1969年に発売されました。2度にわたる生産中止があり、2007年に「日産GT-R」の名で復活しました。

国内メーカーのスポーツ車では、トヨタ自動車の「スープラ」も26年春に生産終了を予定しています。

(朝日小学生新聞2025年8月28日付)