犠牲者にいのりをささげる人たち=9月1日、東京都墨田区 朝日新聞社

東京などで追悼式典

関東大震災が起きてから、9月1日で102年がたちました。東京都墨田区などで式典が開かれ、集まった人たちが犠牲者にいのりをささげました。当時は地震による被害だけでなく、「朝鮮人が略奪や放火をした」といったデマによって、朝鮮の人たちが殺される事件が起きました。

関東大震災の教訓を生かそうと、9月1日は「防災の日」と定められています。

関東大震災 

1923年9月1日、マグニチュード7.9とされる地震が関東地方をおそいました。多くの火災が発生し、亡くなった人や行方がわからなくなった人は約10万5千人とされます。

(朝日小学生新聞2025年9月2日付)