お店に並んだサンマ=8月、北海道根室市 朝日新聞社

えさがいつもより豊富 早めがオススメ

今年のサンマは、いつもの年より太くて立派なものが多くとれているようです。サンマのえさとなる動物プランクトンの量が、ここ数年と比べて多かった可能性があります。研究者たちの予想では、大きなサンマが多いのは10月上旬ごろまで。脂の乗ったサンマを楽しむには、早い時期がおすすめといいます。

サンマは秋が旬の魚で、漢字で「秋刀魚」と書きます。漁の期間は8月から12月。北海道でスタートし、南へとくだっていきます。漁獲量はかつては年間20万~30万トンでしたが、最近は不漁が続いています。去年は3万8千トンほどで、今年も「去年並みの低水準」と予測されています。

(朝日小学生新聞2025年9月4日付)