
ガザでの戦いで 国連の委員会が報告
中東のパレスチナ自治区ガザで、約4万500人の子どもがけがをし、そのうち少なくとも2万1千人が体や精神面で重い障がいを負った――。国際連合の障害者権利委員会は9月3日、イスラエルと、事実上ガザを支配するイスラム組織ハマスの戦いが始まった2023年10月からのデータとして、そう報告しました。
海外メディアによると、この委員会はイスラエルに対し、障がいのある子どもを攻撃から守るために、具体的な対策をとるよう求めました。報告書は、ガザの障がい者の8割以上が、車いすや松葉づえなど、移動に必要な道具を失ったとしています。
(朝日小学生新聞2025年9月6日付)

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