突風でひっくり返ったとみられる車=9月8日、静岡県吉田町 朝日新聞社

風速は約75メートル 気象庁が推定

台風15号にともない、静岡県内で発生した突風。気象庁は9月8日、現地を調べた結果、牧之原市から吉田町にかけて発生したのは「竜巻」で、風速は毎秒約75メートルとみられると発表しました。竜巻の強さを示すスケールでは6段階で3番目の強さで、国内で確認された竜巻としては「過去最強クラス」ということです。「10年に1度のめずらしい事例」といいます。

竜巻

非常に発達した積乱雲によって発生する激しい風のうずまき。地上近くで風が回転しているところに、上昇気流が重なったときに発生すると考えられています。

(朝日小学生新聞2025年9月10日付)