米国とメキシコ 対策求める報告書

2026年6~7月、サッカーのワールドカップ(W杯)がアメリカ(米国)、カナダ、メキシコで開かれます。試合会場は全部で16か所ですが、そのうち10会場でプレーに影響が出るほどの「危険な暑さ」となるおそれがあるといいます。気候変動対策を進めるイギリスの団体などが報告書をまとめ、8日に発表しました。温暖化の影響だとして、国際サッカー連盟(FIFA)などに会場の暑さ対策を取るよう求めました。

25年に気温や湿度などから計算して「プレー不可」の状態が1日でもある会場を調べたところ、米国の9会場とメキシコの1会場の計10会場が当てはまりました。

(朝日小学生新聞2025年9月10日付)