子どもの「お財布デビュー」のタイミングは? お小遣いの金額は?──。カタログ通販大手の千趣会(本社・大阪市)のコミュニケーションサイト「ベルメゾンデッセ」が、小学生の子どもがいる会員190人を対象に実施した調査の結果がまとまりました。

調査結果によると、「子どもにお小遣いを渡している」という回答は、小学1~2年生で45.3%、3~4年生で56.4%、5~6年生では64.4%と、学年を追うごとに増えていました。

また、「お財布デビューの時期」として最も多かったのは、「小学1年生」の30.0%、「お小遣いの月平均額」は、小学1~2年生では「500円以下」が75.9%を占めました。


「お小遣いの渡し方」(複数回答)としては、「現金」が99.3%にのぼりました。キャッシュレス化が進む中でも「お金を持つ、使うという感覚をつかんでほしい」と、あえて現金を渡す家庭が多いようです。

「子どもの金銭教育」においては、「お金を自分で管理できるようになること」や「お金の価値や大切さを知ること」が、関心の高い点として挙げられました。子どもが自分の財布を使って買い物をする経験は、金銭感覚を身につける好機だと言えそうです。

「子どものお財布選び」では、「子どもが使いやすい機能性」や「子どもが好むデザイン」が上位となりました。

同サイトでは「財布の扱い方やお金の使い方などを親子で話し合ってルールを決め、実際の買い物の経験を重ねて少しずつ慣れていくことが大切」とアドバイスしています。
調査結果の詳細はこちら
https://www.bellemaison.jp/cpg/prr/pr_lp_kk/
〈調査の概要〉
調査対象:小学生の子どもがいる全国のベルメゾン会員
有効回答数:190人
調査時期:2024年8月21日~9月4日
調査方法:インターネット調査

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