
多くの親は子どもに和食を食べてほしいと思っているものの、3分の1の子どもは和食を嫌がっていることが菓子メーカーのカンロ(東京都)の調査でわかりました。
調査は2024年9月13~17日、3~12歳の子どもを持つ20~40代の親を対象にインターネット上で行われ、1000人から有効回答を得ました。
食事やお弁当作りで和食を作ることがあるかを聞いたところ、「かなりある」「たまにある」を合わせると83%となりました。その頻度は「週1~3日程度」が最多でした。


子どもに食事や弁当で和食を出すと残しがちだと感じるかどうかでは、「かなり感じる」「多少感じる」が合わせて半分近くを占めました。また、子どもが和食を嫌がるかどうかでは、「かなり嫌がる」「多少嫌がる」が合わせて約3分の1でした。


子どもが特に嫌がる和食メニューを尋ねると、多い順に「和え物」「おひたし」「きんぴらごぼう」が並び、和食の定番の副菜が敬遠されていることがわかりました。

子どもに和食を積極的に食べてほしいかを聞いたところ、「かなり思う」「多少は思う」が合わせて83%に上りました。その理由は「栄養バランスを良くするため」が段トツで、次いで「魚や野菜を食べる機会になるから」「季節の食材を食べられるから」などが続きました。



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