
ヤンキースに4勝1敗
アメリカ(米国)の大リーグで今年の「世界一」を決めるワールドシリーズ(WS)。日本時間10月31日、ロサンゼルス・ドジャースがニューヨーク・ヤンキースを相手に球団史上8度目の優勝を決めました。ドジャースの大谷翔平選手と山本由伸投手は、入団1年目でチャンピオンリングを手にします。
大谷選手と山本投手
入団1年目でチャンピオンリングをゲット
31日の第5戦で、シリーズ制覇に王手をかけるドジャースが、1勝3敗で崖っぷちのヤンキースとニューヨークで対戦。ドジャースが八回に逆転し、7-6で制しました。
大谷選手と山本投手は、プロ野球でそれぞれ経験した「日本一」に続く、2度目の頂点に。山本投手は本拠地での第2戦に先発し、ホームラン1本におさえる好投を見せました。その試合で左肩亜脱臼のけがをした大谷選手は、時にいたみで顔をしかめながらも試合に出続けました。
ドジャースは1番バッターの大谷選手に続く2番のベッツ選手、3番のフリーマン選手が大当たり。一方のヤンキースは、アメリカン・リーグ2冠王のジャッジ選手が第5戦でホームランを放つも、一歩およびませんでした。
WSを制すると、選手にダイヤモンドがついたチャンピオンリングがおくられます。WSに出場してこのリングを手にした日本の選手は、大谷選手と山本投手をふくめて計9人となりました。

名門対決でチケット高かった
大リーグを代表する名門対決となったWS。日本での中継は、先週土曜日の第1戦は1440万人、日曜日の第2戦は1590万人が視聴したといいます。現地での観戦チケットも、すでに持っている人が売る再販価格で、20万円以上にまで値上がりしました。
(朝日小学生新聞2024年11月1日付)

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