
子どものための食事作りで8割の人が悩んでおり、最大の悩みは「必要な栄養が摂れているか」「栄養バランスがいいか」であることが主婦の友社の調査でわかりました。
調査は2024年7月5~21日に行われ、男女224人から有効回答を得ました
子どもの食事作りで悩みを持っている人は77%を占め、栄養と子どもが食べないことが大きな悩みになっています。
具体的には、「必要な栄養が摂れているか」「栄養バランスがいいか」が共に最も多く、「偏食・好き嫌いで食べない」「少食で食べない」が2,3番目に多い結果となりました。


思うように子どもが食べてくれない悩みがある人に、どういう気持ちになるかを尋ねたところ、最多は「おいしくないのかと自信がなくなる」でした。「作る気力がなくなる」「がっかりする」「悲しくなる」「怒りを覚える」といった感情を覚える人も少なからずいることがわかりました。

自分が作る食事に自信を持っているかを尋ねると、「はい」は33%にとどまり、「いいえ」が36%、「どちらともいえない」が31%でした。

「いいえ」「どちらともいえない」と答えた人に理由を聞くと、「時間がなく簡単な食事ばかりだから」が最も多く、「栄養の知識を十分に持っていないと思うから」「料理が苦手だから」などが続きました。

子どものための食事作りで工夫していることについては、「バランスの取れた食事にする」が最多で、次いで「なるべく手作りしている」「成長期に必要なたんぱく質を取り入れている」「色どりをよくする」「毎日規則正しい時間に食べる」などの順でした。


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