本番の入試を前にした受験生にとって、冬休みはまとまった時間をとれる最後の機会です。志望校の合格に近づけるよう、これまで高めてきた力をもう一歩、前に進めましょう。この時期の効果的な学習ポイントや心がまえについて、浜学園の先生に聞きました。(協力:浜学園)
≪社会≫
能登の地震や選挙… 時事問題対策も本腰
冬休みの勉強は、社会を得意にしているかどうかで効果的な取り組みが異なります。
社会が得意だという受験生は、演習形式の問題に力を入れるのがおすすめ。過去問や塾のテキストをもとに、いろいろなタイプの問題を解きましょう。本番でどのような問題が出てもあわてずに対応する――。こんなイメージをもちながら数多くの出題パターンを経験することで、応用力をきたえます。
社会を苦手にしている受験生は、基礎的な知識事項の見直しが欠かせません。これまでの勉強で使ってきたテキストを用い、それぞれの分野の基本事項をおさらいします。
用語などを正確に書くことはもちろんですが、それぞれについてしっかり説明できるようにします。たとえば歴史分野であれば、人物の「名前、時代、何をしたか」までをセットでおぼえることが大切。地理分野では「地名、生産物をはじめとする産業の特色」をおさえ、地図上の位置も確認しておくことを忘れないでください。
この時期からは時事問題対策にも本腰を入れましょう。
2024年は大きなニュースが相次ぎました。
◇
この記事は有料記事です。
デジタル版をご購読いただくと、記事の続きをお読みいただけます。

「朝小プラス」は朝日小学生新聞のデジタル版です。時事問題に出そうなニュースから勉強アドバイスまで、中学受験に役立つタイムリーな記事が盛りだくさん!