レクリエーションなどの体験活動を通じて、親は子どもたちにどんなことを学んでほしいと感じているのでしょうか。看護師向けのメディアサイト「one nurse」とWebマーケティング会社「クーミル」(本社・東京)が共同で実施した調査の結果がまとまりました。

調査は2024年11月21日~25日、子育て経験がある20~50代の男女300人を対象にインターネットで実施されました。
「子どもが参加したことのある体験活動」(複数回答)として、最も多かったのは「体操や水泳などスポーツクラブ」(132人)で、次いで「自然体験(キャンプ、ハイキングなど)」(87人)、「音楽やダンスのレッスン」(78人)となりました。

一方、「参加したいが、参加できていない体験活動」(複数回答)のトップは、「自然体験(キャンプ、ハイキングなど)」(123人)。「音楽やダンスのレッスン」(101人)、「科学やテクノロジーのワークショップ」(91人)が続きました。「その他」として、「プログラミング教室」や「擬似的な職業体験」、「料理教室」「能力開発系の授業(速読、フラッシュ暗算など)」などの回答も寄せられました。

これらの体験活動を通じて「子どもに得てほしいスキルや経験」(複数回答)としては、「創造力」(143人)がトップに。「コミュニケーション能力」(101人)と「問題解決能力」(99人)が続いています。

また、「体験活動への参加について最も懸念される点」としては、「時間が合わない」(122人)という回答が突出。「移動手段がない」「情報が不足していてみつけられない」(いずれも54人)を大きく上回りました。「その他」としては、「続けてくれるか心配」「仕事との兼ね合い」「自分の体力面が追いつかない」「子ども同士で仲良くしてくれるか心配」といった声がありました。

「参加しやすい体験イベントの形式」としては、「定期開催型(週1回など)」(115人)がトップとなりました。

これらの体験イベントの際に『情報を受け取りたい方法』としては、「学校を通じて」(121人)という回答が最多でした。

そして、これらの体験イベントに「最も期待すること」としては、「多様な体験活動の実施」(81人)、「無料または低価格のイベントの増加」(79人)という声が多く寄せられました。

看護師向けのメディアサイト「one nurse」
https://one-nurse-cmic.com/
Webマーケティング会社「クーミル」
https://coomil.co.jp/

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