気鋭の若き動物言語学者・鈴木俊貴さんによる初の科学エッセイ『僕には鳥の言葉がわかる』(小学館)が出版されました。

1870円(税込み)、四六判並製 

古代ギリシャ時代から、言葉をもつのは人間だけであり鳥は感情で鳴いているとしか認識されていませんでした。著者はその「常識」を覆し、「シジュウカラが20以上の単語を組み合わせて文を作っている」ことを世界で初めて解明。人類学者の山極壽一さんから「現代のドリトル先生による新しい動物言語学の誕生だ」と絶賛されました。

シジュウカラ

本著では、著者が動物学者を志したきっかけ、楽しくも激やせした森でのシジュウカラ観察の日々、鳥の言葉を科学的に解明するための実験方法などが軽快に綴られています。

巻頭には鳥たちのカラー写真が掲載され、巻末には鳴き声が聞ける二次元コードがついています。本文内のイラストは、著者本人によるものです。

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