グランプリを受賞された(左から)柿沼英虎さん、山中澪さん、藤原啓一郎さん、諏訪夏美さん

「リメンバー・ミー」や「PERFECT DAYS」などが題材に

「映画感想文コンクール」は「映画と育む、コトバとココロ。」をスローガンに2013年から開催され、2024年で12回目を迎えます。感想文の題材にする映画は、2024年に観たものであれば、映画館で上映されているものや配信されているものなど、どんなものでも可能です。毎年、全国の小中学生から作品が寄せられています。

今年度も、ディズニーの人気映画「リメンバー・ミー」や、第96回アカデミー賞にノミネートされた「PERFECT DAYS」など、全国から多くの作品が集まりました。また、コンクール創設時の目標であった「応募数1万5千作品」と「すべての都道府県からの応募」を同時に達成し、さらに総応募数、学校応募数ともに過去最多を記録しました。

【全国映画感想文コンクール2024 実績】

総応募数:15,024(過去最多)
応募都道府県等:49(過去最多)※全47都道府県+NY、アリゾナ
応募学校数:477校(過去最多)
鑑賞方法 1位 配信(39%) 2位 映画館(34%)
鑑賞作品 1位 「インサイド・ヘッド2」 988編

Bunkamuraオーチャードホールで表彰式を開催

表彰台に立つ中学校の部全国グランプリの諏訪夏美さん

2月20日(木)に、グランプリ4名の表彰式が渋谷のBunkamuraオーチャードホールで開催されました。

賞状授与の後、司会の笠井信輔アナウンサーが各作品を朗読しました。「家ぞくって、どんなときもいっしょだけど、それはしあわせなことだと気づいた」(リメンバー・ミー:柿沼英虎さん)「イッパイアッテナの生き方は、本当の強さを教えてくれたと感じました。私もこれからどんな経験も、だれかのために前向きな自分へと変えて、こわがらずにどんどん挑戦していこうと思いました」(ルドルフとイッパイアッテナ:山中澪さん)など、子どもたちの素直な気持ちが作品に現れ、会場は感動に包まれました。

【個人賞】

■全国グランプリ 低学年の部
群馬県 大泉町立南小学校2年 柿沼英虎さん
観た映画:『リメンバー・ミー』
感想文タイトル:「家族っていいな」

■全国グランプリ 中学年の部
滋賀県 滋賀大学教育学部附属小学校4年 山中澪さん
観た映画:『ルドルフとイッパイアッテナ』
感想文タイトル:「いつかの君へ ~私は強くなる~」

■全国グランプリ 高学年の部
東京都 台東区立金曽木小学校6年 藤原啓一郎さん
観た映画『FLY!/フライ!』
感想文タイトル「遠いジャマイカじゃなくても」

■全国グランプリ 中学校の部
千葉県 習志野市立第四中学校2年 諏訪夏美さん
観た映画:映画『聲の形』
感想文タイトル:「聲の形」

他の受賞者、受賞児童の感想文などは、下記公式HPに掲載させていただいております。

「全国映画感想文コンクール」公式HP
 https://www.kinejun.com/eigakansoubun/2024/