復元された浦上天主堂の鐘=15日、長崎市 ©朝日新聞社

長崎の原爆投下で一つ破壊

アメリカ(米国)軍による長崎の原子爆弾(原爆)投下でこわれた浦上天主堂(長崎市)の鐘が、米国のカトリック信者たちの支援で、よみがえりました。15日、公開されました。

爆心地から約500メートルにある浦上天主堂では、二つあった鐘の一つがこわれ、片方だけが使われてきました。今年8月9日、80年ぶりに二つそろって鳴りひびきます。

長崎の原爆投下

太平洋戦争末期の1945年8月9日、米軍が長崎に原爆を落としました。約7万4千人が亡くなったとみられ、今も放射線被ばくによる後遺症に苦しむ人たちがいます。

(朝日小学生新聞2025年5月17日付)