ハーバード大学の卒業式に向かう卒業生たち=29日、米マサチューセッツ州 ©朝日新聞社

「世界中から」学長の演説に歓声

アメリカ(米国)のトランプ政権から激しく攻撃されているマサチューセッツ州のハーバード大学で29日、卒業式が開かれました。

アラン・ガーバー学長は「米国、そして世界中からの卒業生のみなさん、ようこそ。本来そうであるべきように『世界中から』です」。演説で「世界中から」とくり返すと、会場から大きな歓声があがりました。

トランプ政権は22日、ハーバード大学に対し、留学生を受け入れるために必要な認可を停止。ただ、州の連邦地方裁判所が差し止め命令を出したため、しばらくは留学生の受け入れができる状況が続く見通しです。

(朝日小学生新聞2025年5月31日付)

トランプ政権、ハーバード大の留学生を制限 名門大学なぜ標的に?

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