
「語り」大事に八雲の世界
この本の原書は、1904年に小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が妻のセツから聞いた怪談を英語で再話したものです。これまでも日本語に多く翻訳されていますが、この本では、八雲がセツから聞いていた「語り」を大事にしたいという思いがこめられています。耳に心地よく美しい日本語が使われていたり、原文の一部を割愛したりする工夫があり、こわいだけでない怪談の魅力に出あえるかもしれません。全10編を収録。
(朝日小学生新聞2025年7月3日付)
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