この記事は、2022年11月3日付の朝日小学生新聞に掲載されました。記事の内容は、掲載当時のものです。
参議院選挙 自民党、単独で過半数
国政選挙は中学入試でもっとも取り上げられるテーマの一つです。2023年度の入試に向け、下の図を参考に衆議院と参議院について選挙のしくみを確認しておくことが欠かせません。
今回の参議院議員選挙では女性の当選者が35人。すべての候補者(545人)に占める女性(181人)の割合は約33%で、衆議院議員選挙をふくめた戦後の国政選挙で初めて3割をこえました。こうした結果は国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の「ジェンダー平等を実現しよう」と関連づけて取り上げられるかもしれません。

選挙で問題になるのが「一票の格差」です。選挙区によって有権者数が異なり、投票の価値に差が出ることをあらわします。日本国憲法の第14条「法の下の平等」に反するとして選挙の無効を求める裁判も相次いでいます。
(朝日小学生新聞2022年11月3日付)

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